# 様々な補助機能

CATOVISでは翻訳環境をより快適にするため、以下の機能を実装しています。

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このページの一部の機能は0.5.0以降でのみ使用可能です。

# Word上での用語登録

用語集の登録 では、CATOVISの画面から用語を登録する手順を照会しました。 しかし、CATOVISの操作に慣れてくると、できるだけWordだけで操作を完結したいという気持ちも湧いてきます。 その実現のため、CATOVIS WordCoreには用語登録のショートカットマクロも準備してあります。

用語登録用のダイアログは 【Alt + t】 を押して呼び出せます。

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この際、選択していたテキストが原文欄・訳文欄に自動で入力されます。 この用語に適宜修正を加え、Add Term を押します。 これでCATOVISに用語が登録されました。

# 用語登録の高速化 その1 Term Herlper

翻訳を進めていると、括弧書き(「」など)や、複数の言葉が列挙されている部分などは、用語として登録したいというケースが多く生じます。 これらの用語を素早く登録するため、CATOVISにはTerm Helper機能が搭載されています。

【 Alt + t】 を押して、 Helper をクリックすると、CATOVISがTerm Helper画面に移動します。 この画面では、上部分に現在の原文・訳文から括弧書きの部分を抽出、下部分に現在の原文・訳文を読点等で分割して表示されます。 適宜修正を加えながらEnterキーで改行し、左右の単語を対応させてください。 この状態で ADD TERMS ボタンを押すと、それぞれ用語として登録されます。

なお、Term Helper機能はCATOVIS上での呼び出し可能です。 CATOVISの画面上で右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。 このうち、Term Helper をクリックするとTerm Helper画面に移動します。

# 用語登録の高速化 その2 翻訳メモリの用語化

短いフレーズを翻訳したときなど、翻訳メモリがそのまま用語であるケースも頻繁に発生します。 このようなときには、原文・訳文を翻訳メモリとして登録した直後にWord上で 【 Alt + a】 を押します。 これで現在の翻訳メモリ(原文・訳文ペア)がそのまま用語として登録されます。

なお、翻訳メモリの用語化はCATOVIS上でも実行可能です。 CATOVISの画面上で右クリックをし、コンテキストメニューを表示します。 今度はAdd whole as term をクリックしてください。

# 用語による一括置換

用語が確定しているものについては、一括置換を行うと入力の手間を減らすことができます。 しかし、Wordで翻訳をしている途中に置換をしてしまうと、翻訳メモリに正しい原文を登録できず、後々の作業が不便になります。そのためCATOVISでは、専用の一括置換機能を搭載しました。

【 Alt + t】 を押して、置換をしたい原文・訳文を入力し、 Replace ボタンをクリックします。 すると [@λ] 原文用語 ___ 訳文用語 [λ@] というCATOVISタグ形式で置換されます。 この状態で原文を照会すると、訳文用語の部分が無視されて元の原文のままで計算が行われます。

また、原文を選択しているときに 【 Alt + z】 を押すと、原文用語の部分が削除されるので省入力となります。

一括置換の際は、後述の伝播時のフォント設定をしておくと、一括置換された部分のフォントの色を変更することができます。

# 用語集による一括置換

上記の一括置換は用語を一つずつ置き換えるものでした。しかし、CATOVISには用語集を読み込めるのですから、せっかくならすべての用語を一括で置換しておきたいこともありますね。 そういうときは 【 Alt + t】 を押して Apply Termbaseボタンをクリックします。 すると、CATOVISが読み込んでいる用語集(TB)をダウンロードし、自動ですべて置換してくれます。

# CATOVISタグの削除

作業の終わりに、【 Alt + t】 を押して Clear CATOVIS tagボタンをクリックすると、タグ部分と原文用語が一括で削除されます。

# 照会中の原文を手元に表示する

上書きで翻訳を進めているとき、消してしまった原文をもう一度確認したくなることはありませんか。 あるいはチェックをしていて、原稿間で目線を動かすのが大変だと感じたことはないでしょうか。 CATOVIS WordCoreは、原文を本文とは別に表示しつづける「フロートボックス」機能を搭載しています。

フロートボックスを有効化するには、まず 【Alt + F1】 を押してCATOVIS Controllerを呼び出します。 次に「Advanced」のタブを選び、「原文を常にフロートボックスに表示する」にチェックを入れてください。 あとはCATOVIS Controllerの「OK」ボタンを押せばOKです。

【Alt + →】【Alt + ↑】 で原文を照会した際に、緑色のフロートボックスが現れます。 この中には現在照会中の原文が入力されています。

このフロートボックスはマウスでドラッグすることで、好きな場所に配置しておくことができます。

# 登録した訳文を手元に表示する

上記のフロートボックスには、原文だけでなく訳文も自動で追加されていきます。

フロートボックスの表示がONのときに訳文を登録( 【Alt + Enter】 )すると、 [->] という文字に続いて訳文が自動で入力されます。

# フロートボックスから用語登録

せっかく手元に表示し続けるのですし、原文と訳文が残るのですから、これを使って用語登録もしたいですね。

CATOVIS WordCoreは、この機能ももちろん有しています。

フロートボックス上で 【s】 を押すと原文が、 【t】 を押すと訳文がそれぞれ用語として登録されます。

あとは本文から登録した際と同様に、「Add Term」ボタンを押すか、 【a】 を押してください。

# 翻訳の伝播

100%一致する文は 【Alt + ↓】 を押して訳文を貼り付けると省力化ができます。

しかし、 同じファイル内に何十回も出てくるような文ですと、照会→貼り付けと、少しタイムロスが生じます。

これを楽にするため、CATOVIS WordCoreには訳文の伝播機能を搭載しています。

訳文の登録をした直後に、 【Ctrl + Alt + ↓】 を押します。すると、照会していた原文と同一の文がすべて登録した訳文に変換されます。

# 翻訳の自動伝播

上記の翻訳の伝播を自動化することも可能です。

まず 【Alt + F1】 を押してCATOVIS Controllerを呼び出します。次に「Advanced」のタブを選び、「訳文の登録時に自動伝播」にチェックを入れてください。

これで訳文を登録するたびに、ファイル内にある同一の文をすべて変換できるようになります。

# 伝播時のフォント設定

訳文の伝播は同じテキストに対してのみ行われますが、訳し分けなどが必要になるかもしれません。 そのため、伝播によって機械的に変換されたテキストは、色を変えておいて区別するのがお勧めです。

CATOVIS Controllerの「Advanced」タブにある「自動伝播のフォント設定」で伝播で変換されたテキストの色を変えるよう、設定しておくことができます。